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2009/12/16

「囚人のジレンマ」 値下げ競争の理由

お疲れ様です。
アルゴノーツの秋山です。

昨日の280円弁当の記事を書いていたら「囚人のジレンマ」を思い出しました。

これは個々の最適な選択が全体として
最適な選択ではない状況の例としてあげられる話です。

例えば・・・
アルゴノーツの秋山とWEBデザイナーが共同の犯罪を行った(と思われる)2人が捕まりました。
自白させるために警官は別々の牢屋にいる2人ある条件をつきつけました。

■もし、二人とも黙秘するのであれば2人とも懲役2年。
■だが、共犯者が黙秘していても、お前だけが自白すれば懲役1年で許す。但し共犯者は懲役15年。
■逆の場合はもちろん、お前が懲役15年になる。
■もし、二人とも自白すれば2人とも懲役10年だ。

この場合、2人でだんまりを貫けば2年の辛抱で済みます。


しかし、秋山はこう考えます。
もし、俺が黙っていても
WEBデザイナーがすべてしゃべってしまったら
俺は15年も閉じ込められる。

だが、俺がしゃべってしまえば
悪くても10年、WEBデザイナーがだんまりを貫いていたら
俺は1年で出れる。
最悪のパターンにはならないで済む。


とこんな感じです。
互いに黙って(何もしないでいれば)いいものの
一番リスクの少ない選択をしたつもりで
全体としては最適では無い結果を生んでしまうという話です。


これ、値下げ競争と同じですよね。
下げたくないし、下げなきゃ良いのに
他が下げると売れなくなるから下げざるを得ない。

価格を下げると確かにそのときはたくさん売れるんですが、
利益がでません。
おまけに売上のボリュームも増えません。

更に、他店も負けじと1円でも値下げすると
途端に売れなくなります。

安くすれば売れることはわかっているので
やっぱり値段を下げます。

もっと利益がでません。
更に売上のボリュームも増えません。


ネットショップの利点は他店の価格がすぐわかること。
更にすぐに価格を変えられること。
これが価格競争に拍車をかけます。

ECの巨人、AMAZONさんなんかは自動で値下げしてくるので
恐ろしいです。


いえ、値下げ競争が悪いということでは無いんです。
問題はその後、どうやって付加価値のある商品を提案していくかなんです。
いかに、高くても本当にいいものも買ってもらえるかが勝負なんです。


KY(カカクヤスク)でゴリ押ししている西友さんが
価格で引き寄せたお客さんに今度どうやって付加価値を提案していくのか
非常に楽しみです。


囚人のジレンマを知っていてKY(空気読まない)と
うたっている気がしてならない秋山でした。
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